2015年12月30日

年忘れ!! 貝灰の濾過と観察大会。

あっ



という間に今年も終わりですね。
今年も左官三昧、音楽三昧、ものつくりの年でした。。。

今年最後は貝灰クリームを篩ったり顕微鏡で見たり。


IMG_5742.JPG
先日湿式消化した貝灰クリームを篩ってみた。圧倒的に鱗のような固形物が残っている。



IMG_5755.JPG
消化は水とお湯で全然反応が違う。。。



IMG_5753.JPG
残った固形物。指で潰れるくらいの固さ。



IMG_5755.JPG
顕微鏡で見てみた。



IMG_5746.JPG
ついでに以前、沖縄の土を篩った時に出てきた砂を拡大してみた。



posted by ïtah at 22:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 左官(Plasterer) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

2日後の貝灰クリームの様子。

酸化カルシウム化した貝殻を湿式消化したものを透明のガラス瓶に入れて観察。

*貝灰は石灰のように水酸化カルシウム状態(消石灰)と炭酸カルシウム状態(石灰石、炭カル)、酸化カルシウム状態(生石灰)と呼び名を分けるが『貝灰』はそうでは無いそうだ。イタログでは水酸化カルシウム状態を『貝灰』とし炭酸カルシウム状態を『炭カル貝灰』、酸化カルシウム状態を『生貝灰』と呼ぶことにする。

どちらも水が浮いて、、、というか石灰分が沈殿して水がとてもクリアになっている。

IMG_0941.jpg
赤貝クリーム
おそらく未消化の貝殻はそのまま残りそう。とても美しい地層のようだ。こんな壁もありだよね!!



IMG_0940.jpg

あわびクリーム
鱗のように見えた粒が時間が経つごとに細かくなっている。一番上の層はとても美しい”白”だ。

貝殻を消化してつくる貝灰クリームは石灰に比べてその製造の性質上、どうしても消化しきれない未消化のカスや不純物がかなり交じりあう。篩って取りきれないもは欠点でもあり自作貝灰クリームの味わいでもある。
posted by ïtah at 00:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 漆喰など(Lime plaster) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月13日

焼成からおこなう貝灰の湿式消化法の実験レポート。

近年、工期短縮の名の下に経験がなくとも安定的に綺麗に納まる乾式工法が主となり、経験と技術に支えられている湿式工法の左官業。しかしこの数年で優れた機能をもつ土壁や漆喰が一般に認知されてきている。

とは言うものの、ボード類へ薄塗りする工法がほとんどで職人が気候風土、日照条件、素材の成り立ちを考慮し素材の製造方法、選定、調合、塗り、強度や耐久性まで考えられた”左官仕事”まではなかなか認知されていないようだ。

左官仕事は様々な素材、立地条件、季節、技術、タイミングなど無数の要素が絡み合い成り立っている。とても身近であり奥が深い世界なのだ。

そして小生が注目しているひとつに貝灰がある。廃棄物利用、素材としてみても非常に魅力的な貝灰。貝灰は石灰と違い、左官用途しかないそうで以前は東京湾沿岸に貝灰工場があり盛んに造られていたと聞く。一般に出回っているプレミックス材はメーカーが自身の都合で万能的に調合している。加工食品と違って素材表記も曖昧、増量剤(漆喰なら石粉や炭酸カルシウムなど)が多量に入っていることも少なくない。

余談だが漆喰の機能でよくうたわれる防カビ、空気の浄化作用は消石灰がそれをまかなっており化学的には水酸化カルシウム。同じような成分でも炭酸カルシウムは炭酸化(二酸化炭素と結びついた状態)しているので作用はほとんどない。




独自に材料を調合する左官職人なら現場に合わせた調合を行なうのでシンプルにした方が何かと都合がよく、それは施主さんにとっても非常に喜ばしいことであると思う。素材の産地や製造過程、調合が明確にわかるからである。

今回は消石灰や石灰クリームと同様の水酸化カルシウムである『貝灰クリーム』の製造を実験してみた。
先日行なった貝灰の焼成>消化実験の試み。

IMG_0873.JPG

大自然の中、天気のよい日に恵まれた当日。


IMG_0881.JPG
様々な条件で消化を試みる。


IMG_0880.JPG
先日手に入れた貴重な赤貝の酸化カルシウム。


IMG_0879.JPG
仲間も各方面から酸化カルシウムを取り寄せている。


IMG_0882.jpg

器、水入れの手順、撹拌など様々な方法を試し最良の素材つくりを模索する。


IMG_0892.jpg
焼成実験は一斗缶で。うまくいくか全くわからない。。。


IMG_0900.jpg
薪の量、コークスの分量は学生時代の鋳造経験を元に、、、超大雑把。


IMG_0907.jpg
貝殻を炭酸カルシウムとして簡易炉に投入。


IMG_0914.JPG
火を入れて強制的に空気を送り温度を上げる。


IMG_5630.JPG
焼かれている貝殻。


IMG_0903.jpg
*石灰・貝灰クリーム製造動画。


IMG_0919.JPG
消化した後は未消化(反応しきっていないもの)の固形物を漉しとり滑らかなクリームと選別する。


IMG_0930.JPG
簡易的な炉で焼成したが以外にもうまく酸化カルシウム化した貝殻。並べ方で焼き上がりが違うことも発見、どんなこともやってみないとわからない。


IMG_0926.JPG
コークスが多かったかな。。。もっと効率よく焼成できるように炉もつくれば燃えきるであろう。


IMG_0923.JPG
同時に石灰ブロックの消化も行なった。巧左官の鈴木さん曰く、生石灰ブロックの消化は粉よりも緩やかな反応で表面と芯の部分の時間差により粒度分布も幅広く理想的なクリームがつくれるそうだ。

IMG_0920.JPG
環境の良い場所でつくることも良い材料ができる理由かもしれない。。。

IMG_0933.JPG
焼きたての貝殻を即消化!


IMG_0934.JPG
ゆっくりと湯気を上げて静かに水酸化カルシウムとなる。不純物や未消化の部分も曖昧に混ざりあい炭酸カルシウムも自然と交じるであろう。

IMG_0939.JPG
篩った残りも大切に保管。時間をかけて反応するので透明容器に入れて観察。


作り手が素材の製造に関わることで新たな表現や可能性を見つけることができる。現代建築に少しは緩やかで普遍的な喜びを
見出せる手作りの仕事を残したいものである。。。


posted by ïtah at 14:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | どん引き倶楽部(Neo Nerd Club) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月07日

もの創り、場創り

しばらくぶりの更新です。

挨拶が遅くなりましたがON AIR vol.1 / 蟲聴きの会 2015 、ご来場のみなさまありがとうございました!
記録動画を編集中です。後日リンクをお知らせいたします〜

このところの忙しさで写真をまとめる間も無かったけれど無造作に上げてみます。

久々のゆっくりした時間、以前から気になっていた建物を見学に行きました。主に左官部分を紹介していきます。

東京都下、郊外の畑と住宅街の中に??っとなる建物がある。

IMG_0847.jpg
いかにも郊外の景色にモサっと建っている風変わりな建物。周りがあまりにも日本的普通の建築ばかりなのでついつい目立ってしまう。


IMG_0841.jpg
つくった当初の看板であろう、読めない。。。
あ、老人ホームなんだね。


IMG_0840.jpg
普通の車と普通じゃない建築。

IMG_0835.jpg
見るところが多すぎてフラッと立ち寄った小生には重厚過ぎたが、、、


IMG_0838.jpg
なんだろ、この無秩序感。

IMG_0837.jpg
無秩序と超現実的エアコン室外機。テリーギリアムの映画に出てきそう。


IMG_0830.jpg
趣味思考はどうであれこれだけ気合いの入った建物だからきちんと保存されることを望みたい。


IMG_0832.jpg

背の高い塔!?の方にコウノトリ、隙間を空けて造形の柱がある。


IMG_0833.jpg
コウノトリとおもしろ造形の間は照明器具かな。


IMG_0834.jpg
背の低い方の塔の側面。日本の工芸的センスがチラホラ。これも和洋折衷の極みかな。


IMG_0844.jpg
南側の外壁。タイルは同じものが手に入らないため、目立たぬところから剥がして補修に使っているそうだ。


IMG_0846.jpg
気合い入りまくりの基礎幅木。


IMG_0824.jpg
サッシ枠、このために焼いたであろうタイルの豪快さ。かなり好みの造形。


IMG_0827.jpg
いよいよエントランスです。外観のスケールからいくと小さく感じるエントランスですが各職種の仕事は盛り込みすぎ、スゴい。


IMG_0828.jpg
いちいち造形しまくりで目の休む場所が無い。でも毎日見てると普通になってくるのだろうか。。。


IMG_0819.jpg
扉を開けてすぐの天井。石の壁との相性、ちょっと80年代でいいな〜


IMG_0818.jpg
受付。
いつも仕事をしていて思うが建物は主役じゃないね。使う人、来る人。どんなにスゴいのつくっても備品や家具、生活用品は一緒に置かれる。でもこれも計算のうち!?超重厚なカウンターと置かれた数々の備品のコントラストが面白い。


IMG_0816.jpg
受付の天井。
星座らしきタイルの数々。タイル屋さんも何社か居たのかな、直線的造形と湾曲的造形がある。


IMG_0813.jpg
館内へ続く廊下。
天井の青色と壁の黒丸は磨いてあり、その他にもたくさんの左官造形が施してある。それとは全く無関係に設備が存在。


IMG_0792.jpg
建具の無いゲートはどこもこの造形がある。


IMG_0793.jpg
照明器具もモリモリ。


IMG_0811.jpg
あ、光ってる。


IMG_0804.jpg
浴槽。
外から見た低い方の塔の二階は風呂場だった。建築当初から使い勝手を考慮して修繕しているところがあるそうだ。


IMG_0806.jpg
素足できもちよさそ。


IMG_0807.jpg

浴槽の見返りのゲート。三方向バージョン。壁のタイルは受付の星座に使われていたような。。。


IMG_0803.jpg
浴室から外を望む。
隣の高い塔の外壁が見えた。


IMG_0785.jpg
階段を降りて霊安室へ。



IMG_0787.jpg

階段室の掻き落としが素晴らしい。コンセントカバーもこりゃ手作りだな。





IMG_0790.jpg

とってもいい感じ。


IMG_0775.jpg

高い塔の内部は霊安室でした。


IMG_0782.jpg
お気に入りの部分。


IMG_0777.jpg
細かいところより全体で感じたい建物だ。

IMG_0778.jpg
滴ってます。

IMG_0776.jpg
太陽の塔の内部を彷彿させるが素材感が気持ちいい。


IMG_0781.jpg
手の届く壁を見ると稲藁が伏せ込んであり固いのに柔らかい印象。

IMG_0780.jpg
この建物にはあまりないタイプのやさしい犬の絵。レリーフであり掻き落とし風の肌、犬の毛の感じがでていた。


IMG_0795.jpg
窓と壁の関係がとても良い。
ざっくりしたテクスチャーだが決してワイルドでなく柔らかい。


ものつくりはそれと同時に周りの環境にも影響を与え”場づくり”になっていることに気がつく。”もの”だけでなくその空間と時間もつくっているのだ、と。。。

趣味やデザイン、好みはさておき、これだけの仕事をまとめて完成させたことにとても敬意と感心をさせられた。まだまだ見足りない気分だがとても参考になった建築に出会えた。また伺ってみたい。

この場を借りて突然の訪問に快く案内していただいた向台老人ホームの方に感謝いたします。




posted by ïtah at 02:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 左官の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015 直前のお知らせ〜


いよいよ、今年最大規模!?となるラジオサウンドシステム+蟲聴きイベント、

『ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015』

が来週に迫りました。改めてご案内いたします。
*内容は以前送ったものに修正を加えました。

自然と共存する音と光の体験イベント"ON AIR"と江戸時代の粋な文化”蟲聴きの会”が都心から

約70分(梁川駅徒歩8分!)で到達するパワースポット、ピラミッドセンターに復活する!
どうぞ、ご自身の身体で体験してください!!

Facebookイベントページもありますので、是非チェッックしてくださいませ。

https://www.facebook.com/events/1770882486472033/

_____________________________________
ON the AIR presents 『ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015』

~inbetween~  ”無音と音の間、光と闇の間、音と光の間。”


*今回はON AIRと蟲聴きの会の合同イベントとなります。


都心より70分あまり、無人駅を降りるとそこは自然豊かな風景が広がる。

Natural Quiet(自然の静けさ)と様々なアーティストたちが創った音や光が交じりあい体験したことのない『場』が生まれる。。。

*ON AIR

 『会場にある音(Natural Quiet)』と『創られた音』との有機的で多様性のある融合、共存。
 前回は第0回として実験的に行ないましたが、今回が第一回目となります。

*蟲聴きの会(枯山水サラウンディング)

 日本では古くから、お花見、お月見と同様、秋の虫の音を愛でる、「虫聴き」があったそうです。
 そんな伝統から遠のいてしまっている現代の私たちの生活に、また違った趣で虫聴きの会を取り
 戻したいというコンセプトのもと開催したイベント。本物の鈴虫が出演します。今回で第六回目。

<日時> 2015年9月12日 16:00〜 open 〜13日 10:00 close


<場所> ピラミッドセンター 〒409-0503 山梨県大月市梁川町綱の上福徳1113

     ●電車の方 JR中央線 梁川駅下車、徒歩8分。
     ●お車の方
      東京方面より > 中央道 上野原インター下車、R20 大月、甲府方面へ25分、梁川駅前でUターン、右測道下る。
      甲府方面より > 中央道 大月インター下車、R20 上野原、相模湖方面へ20分、梁川駅の先右測道下る。

<出演者・選曲家>


〜LIVE〜


Cosmic Mountains

 山梨県在住の谷山明人(ドラム)、woody mojar(Chapman Stick)のふたりによるユニット。

藤井良行テディ熊谷

 藤井良行(トルコの弦楽器のSaz奏者)
 テディ熊谷 (サックス&フルート奏者)

〜選曲〜


●Taro Yoshihara

 同会場にて5年間、富士電子音響芸術祭の芸術監督を務める。ON AIR第0回では秘蔵のカセットテープに
 よる選曲を披露、常に挑戦し続ける山梨県在住の鬼才。

●Takashi Kojima

 蟲聴きの会のオーガナイズチーム、”枯山水サラウンディング”のメンバー

●Umeo Saito/ïtah

 ON AIR主催者

●and more…


<Organic Sound System>

 FM送信を利用したNatural Quietに馴染む有機的な音響システム。
 会場内、会場周辺にどこからともなく聴こえてくる音、自然の音なのか、そうでないのか、、、
 未体験の”場”を見つけてみてください。

<Lighting>

 会場周辺の自然光を活かしつつ、闇から光のグラデーション、自然と共存(活かす)する明かりと闇の体験があります。


<入場料、駐車代>

 お一人様 4000円 中学生以下無料 (七角形のお風呂の入浴料含む) 駐車場代 1台500円
 *事前予約の方 お一人3500円 中学生以下無料 (七角形のお風呂の入浴料含む)、駐車代無料
  事前予約、チケットの購入は


http://peatix.com/event/111362/view

<テント泊、宿泊について>

●ピラミッド内の宿泊
 深夜、Ambient & Natural Quiet Time(就寝タイム)をもうけています。ピラミッド内にてシュラフ、毛布など持参の上、
 雑魚寝。貸し布団(有料、要予約)も利用できます。お問い合わせください。
●テント泊 一張り(テント+タープ、一組まで) 1000円 (受付にてテント券を受け取ってください)
●車中泊 イベントの趣旨に伴い、アイドリングストップをお願いします。

<飲食店、物販>

うすい会
 夫婦BBQユニット。埼玉・川越を拠点にBBQ料理を中心としたフードイベントを主催。音楽フェスなどへの
 ケータリングも行い、外ごはんの魅力を様々な場所で伝えるべく活動中。著作 「週末ごはんフェス」(DU BOOKS)
●酵素しすたーず
 ピラミッド周辺で取れた野草や植物を使って季節感溢れた酵素を抽出、様々な形にして飲みやすく食べやすく提供。
●bar ON AIR
 ON AIR オリジナルバー。特殊クラフトビール、地元の酒やワイン、定番のお酒類を提供いたします。

*会場では十分な飲食を用意しております。フード類、アルコール類の持ち込みはご遠慮願います。


<その他>

●雨天決行、荒天延期
●会場は山間部でこの時期でも朝夕、冷えることがあります。上着など防寒対策をおすすめします。
●12日夜は七角形のお風呂を解放します。時間分けで男女入れ換え制となります。
●持ち込んで出るゴミは必ずお持ち帰りください。飲食店で発生するゴミは各飲食店へお渡しください。

<お知らせ、お問い合わせ>


●最新のお知らせ、イベント情報はON AIR HPをご覧下さい。

http://ontheair.sblo.jp
Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1770882486472033/
事前予約、チケットの購入は、
http://peatix.com/event/111362/view
全てのお問い合わせは
info@ontheair.itah.jp








onair_mushi_FB*.jpg

onair1webflyer-a.jpg
onair1b-web.jpg



posted by ïtah at 17:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音、音楽、音響(Sound & Music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月15日

ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015

来る9/12,13(土日)にピラミッドセンターにてイベントを開催いたします。


題して


『ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015』


FM送信で有機的な音響を創るON AIRと”蟲聴き”文化を現代に蘇らせた蟲聴きの会が合同開催するイベントです。


詳細は下記の通り。


ON the AIR presents


『ON AIR vol.1 × 蟲聴きの会2015』

~inbetween~  ”無音と音の間、光と闇の間、音と光の間。”

今回はON AIRと蟲聴きの会の合同イベントとなります。


ON AIR

 『会場にある音(Natural Quiet)』と『用意した音、演奏する音』との有機的で多様性のある融合、共存。前回は第0回として実験的に行ないましたが、今回が第一回目となります。


蟲聴きの会

 日本では古くから、お花見、お月見と同様、秋の虫の音を愛でる、「虫聴き」があったそうです。そんな伝統から遠のいてしまっている現代の私たちの生活に、また違った趣で虫聴きの会を取り戻したいというコンセプトのもと開催したイベント。本物の鈴虫が出演します。今回で第六回目。



<日時> 2015年9月12日 16:00〜 open 〜13日 10:00 close


<場所> ピラミッドセンター 〒409-0503 山梨県大月市梁川町綱の上福徳1113


●電車の方 JR中央線 梁川駅下車、徒歩7分。

●お車の方

 東京方面より > 中央道 上野原インター下車、R20 大月、甲府方面へ25分、梁川駅前でUターン、右測道下る。

 甲府方面より > 中央道 大月インター下車、R20 上野原、相模湖方面へ20分、梁川駅の先右測道下る。


<出演者・選曲家>


〜LIVE〜

Cosmic Mountains

 山梨県在住の谷山明人(ドラム)、woody mojar(Chapman Stick)のふたりによるユニット。

●藤井良行&テディ熊谷

 藤井良行(トルコの弦楽器のSaz奏者)

 テディ熊谷 (サックス&フルート奏者)


〜選曲〜

●Taro Yoshihara

 同会場にて5年間、富士電子音響芸術祭の芸術監督を務める。ON AIR第0回では秘蔵のカセットテープによる選曲を披露、常に挑戦し続ける山梨県在住の鬼才。

●Takashi Kojima

 蟲聴きの会のオーガナイズチーム、枯山水サラウンディングのメンバー

●Umeo Saito/ïtah

 ON AIR主催者

●and more…


<Organic Sound System>

FM送信を利用したNatural Quietに馴染む有機的な音響システム。会場内、会場周辺にどこからともなく聴こえてくる音、自然の音なのか、そうでないのか、、、未体験の”場”を見つけてみてください。


<Lighting>

会場周辺の自然光を活かしつつ、闇から光のグラデーション、自然と共存(活かす)する明かりと闇の体験があります。


<入場料、駐車代>

お一人様 4000円 中学生以下無料 (七角形のお風呂の入浴料含む) 駐車場代 1台500円

*事前予約の方 お一人3500円 中学生以下無料 (七角形のお風呂の入浴料含む)、駐車代無料


<テント泊、宿泊について>

●ピラミッド内の宿泊

 深夜、Ambient & Natural Quiet Time(就寝タイム)をもうけています。ピラミッド内にてシュラフ、毛布など持参の上、雑魚寝もしくは貸し布団(有料、要予約)を利用できます。

●テント泊 一張り(テント+タープ、一組まで) 1000円 (受付にてテント券を受け取ってください)

●車中泊 イベントの趣旨に伴い、アイドリングストップをお願いします。


<飲食店、物販>

●うすい会

 夫婦BBQユニット。埼玉・川越を拠点にBBQ料理を中心としたフードイベントを主催。音楽フェスなどへのケータリングも行い、外ごはんの魅力を様々な場所で伝えるべく活動中。著作 「週末ごはんフェス」(DU BOOKS)

●酵素しすたーず

 ピラミッド周辺で取れた野草や植物を使って季節感溢れた酵素を抽出、様々な形にして飲みやすく食べやすく提供。

●bar ON AIR

 ON AIR オリジナルバー。特殊ビール、地元の酒、定番のお酒類を提供いたします。


*会場では十分な飲食を用意しております。フード類、アルコール類の持ち込みはご遠慮願います。


<その他>

●雨天決行、荒天延期

●会場は山間部でこの時期でも朝夕、冷えることがあります。上着など防寒対策をおすすめします。

●12日夜は七角形のお風呂を解放します。時間分けで男女入れ換え制となります。

●持ち込んで出るゴミは必ずお持ち帰りください。飲食店で発生するゴミは各飲食店へお渡しください。


<お知らせ>

フード、物販など出店者募集中です。


<お知らせ、お問い合わせ>

最新のお知らせ、イベント情報はON AIR HPをご覧下さい。

http://ontheair.sblo.jp


全てのお問い合わせ、ご予約は

info@ontheair.itah.jp まで



onair1webflyer-a.jpg



onair1b-web.jpg

posted by ïtah at 02:50| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | festival & Party(祭、パーティー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

石灰の消化体験(石灰クリームづくり)

左官材料として石灰はいろんな場面で使うが、石灰クリームは粘りとコシがあり石灰モルタルやイタリア磨き、石灰ペイントの主剤として欠かせない材料だ。

6月吉日、石灰クリームづくりをした。
今回は巧左官工芸さん、壁塗りぴえろさんを消化の経験者(ヨーロッパの現場でも体験済み)として迎えて白壁屋さんと小生の4人で石灰クリームづくりをしました。通常のやり方では面白くないので各自いろんな消化方法でやってみる事になった。


ちょっぴり消石灰と石灰クリームについて。

どちらも水酸化カルシウムではあるが、化学式には表せない部分が実際には別物と思えるくらいの物になるのが自然素材の面白いところだ。


主に和漆喰は

『水+海藻糊(接着、水持ち調整、鏝滑り)+苆(亀裂防止)+消石灰+α』

を混ぜて1週間ほど寝かせて使うのに対して、石灰モルタルは

『水+石灰クリーム+骨材+α』

*αは場合により顔料、土、砂、ほか添加剤。


一般的にヨーロッパでは石灰クリームは消化後に最低半年は置いて使用する。そうする事で粘りや強度が増して海藻糊を添加する事なく扱う事が出来る。もちろん、施工法により消化後にすぐ使うときもあるそうだ。

石灰岩をコークスや薪、電気やガスを燃料に窯や野焼き(塩を混ぜる事もある)で焼く。その後、水を添加し消化。石灰クリームの場合は地面を掘り返して木で囲いを作りそこに流し込んで保存するそうだ。土に埋める事で適度な水分やミネラルのやり取りをして熟成するという。その年月が長いほど良い石灰クリームになるのだそうだ。





早速作業開始。
基本レシピに加え、各自の考えにより製法など工夫をこらし8回戦に分けて行う。

***消化作業は熱による危険が伴うため、周りに燃えやすい物がない事、充分な換気の確保、2人以上での作業、やけど対策の準備(バケツ水など)を用意して行ないました***


今回の生石灰は田中石灰工業さんの工業用ハイミクロンを使用。全部で6袋、120kg分の生石灰を消化する。予定では300kg分の石灰クリームが出来る予定だ。

巧さん、大森さんによるとクリームの性質は焼きで7割くらい、消化と熟成で3割くらいで決まると考えているそうだ。焼くときの分量、気温などの環境、原料の大きさ、燃料、焼きムラなどで消化後の結晶形成に大きく影響するという。そして消化時の気温、水温、消化のさせ方でさらに性質が変わると思われる。


IMG_4543.JPG
ロットナンバー24? 平成24年か? 3年前じゃちょっと古いかな。。。


IMG_4524.JPG

手始めに壁塗りぴえろ代表、大森さんがお手本を。生石灰10kg分。


IMG_4525.JPG
生石灰を吸い込まないようにマスク、手荒れ防止に手袋、不意な飛び散り対策にゴーグルも必要ですね。


IMG_4535.JPG
今回は先に生石灰を入れてから


IMG_4532.JPG

撹拌しながら水を注入してみる。しばらくしてからボコボコっと音をたてて沸騰し始める。


IMG_4540.JPG
石灰分を含んだ水蒸気がモウモウ〜
この時に何かが大きく変化し生まれでてくる不思議さも味わえた。


IMG_4527.JPG
さらに撹拌を続けていくと柔らかいクリーム状になってくる。


IMG_4523.JPG
お次ぎはミキサー登場!
消化最中のハンドミキサーの撹拌は大変危険なため、この手を使う事に。
**高温になりミキサーを痛めるので細心の注意を払って行ないました**
一度に消化する生石灰を20kg、30kgと増やして行く。水の量は生石灰に対して2〜3倍の水量とした。


IMG_4549.JPG
グツグツと言い始めると急に量が増し、吹きこぼれそうな勢いに。同時に粘度が上がる。


IMG_4553.JPG
30kgの生石灰の反応は20kgとはまるで違い、危険を感じると共に何か生まれ出てくるための強い『エネルギーのようなもの』を感じた。


IMG_4556.JPG
消化するたびに少しずつやり方を変えた。この回は最高潮に達する前に差し水をして水蒸気が飛びすぎるのを抑えた。


IMG_4547.JPG
消化後、20〜30分撹拌し少しさましてから各容器に。約60~70℃くらいだった。この作業もミキサーなら安全にできる。


IMG_4545.JPG

小生は土佐漆喰や沖縄漆喰をヒントに消化の時点でスサなどを入れたらどうなるかと思い、藁や麻茎を同時に消化して見る事にした。今回は10kgの生石灰に麻茎を混ぜ合わせ水を投入した。うまくいけば消化の熱で麻茎が柔らかくなったり独特の色が出るのではないかと見込んだ。




IMG_4544.JPG
何度も消化作業をすると段々と手順が見えてくるため吹き上がるタイミングも分かってきたのだが今回はまるで吹き上がらない。。。しかし、10分以上経ったその時、爆発的な吹け上がりに腰が引け、差し水のタイミングが間に合わず少々こぼれてしまった!麻茎と合わさると反応が遅くなる事が体験によりわかる。実験的作業は楽しさと同時に失敗と危険が伴うものである!!

IMG_4546.JPG
消化してすぐの麻茎石灰クリームの様子。


IMG_4568.JPG
消化後、四日目の麻茎石灰クリームの様子。うおっ〜!期待通り、いい感じの色が出ておるぞ〜


IMG_4569.JPG
愛くるしい麻茎石灰クリーム。


IMG_4567.JPG
四日後の通常生石灰クリームの様子。カルサイト?の幕が張っている。




材料を配合(組み合わせる)する作業と違い、何かを生み出すという体験はとても新鮮で刺激的であり、その過程で塗り手が出来る事(製造の工夫や壁になるときのイメージ)が大いにある事が肌身で感じる事が出来た。このクリームの数ヶ月後の様子をまた報告してみたい。




***小生はこの記事を参考に消化実験をしての失敗やケガは責任持ちません!***

初の消化作業は必ず経験者と共に極少量(生石灰1kg以下、容器は20L以上の金属製バケツ)からはじめることをすすめます。消化中は覗き込むと大変危険なのでフタをして重しをするなど工夫しましょう。
posted by ïtah at 11:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 左官(Plasterer) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月01日

『〇〇とは、、、』に、もの申す。。。

ある左官仲間とよく話す『〇〇とは、、、』についての謎。

新しい漆喰のプレミックス材料が出ると決まってカタログに載っている言葉、、、


『漆喰とは』、『〇〇とは』


の謎についての考察。

確かに”漆喰”とはメーカーがうたっている通り、素晴らしい材料である。が!、”メーカーの材料”と”漆喰”の関連性は『謎』である。石膏ボードに下塗り無しの一発で塗れたり、同じ石灰を使っているだけだったり、苆は化学繊維だったり、つのまた糊の代わりに化学接着剤だったり。。。

いったいメーカーの材料は何が入っているのか????

そもそも漆喰の定義とは何だろう。。。 *これについては後で掘りさげていきたい。




漆喰は主に内外装の表層の仕上に使われる。
その効果は漆喰そのものだけではなく、建築構造、下地の素材、施工法、住人の暮らし方でいかようにも変わる。

例えば木造建築。
柱構造に真壁、または木摺り、木舞など木や竹をふんだんに使った木下地。そこへ土や砂漆喰などで充分な厚みをもった左官下地をつくり仕上に漆喰を塗る。そのため水や空気は壁を通って呼吸する。その昔、漆喰(下地を含む)は確かに”漆喰”の効果が活かされていたに違いない。

しかし現代の住環境はどうだろう?????

接着剤を多用したベニア下地や特殊なほにゃららボードで囲い、軒が無いばっかりに壁を防水シートでくるまなければならず、
鉄筋コンクリートでサッシュを閉じれば一切呼吸せず、クロスや塗料でラッピング、、、あげれば切りがない昔と今の建物の違い。数十年で価値が無くなり、”形”は似ていても耐久性は比べ物にならない程の現代の住宅。。。

そんな現代住宅の仕上の表層部分、薄皮一枚、ほんの1〜2mmの漆喰仕上が本当にそのような効果や作用があり、持続するのだろうか???確かに見た目の良さ、気持ちよさ、光の感じ、空気の感じ、1〜2mmでも多少の調湿効果はあるだろう。

しかし以前自宅(鉄筋コンクリート造)の北側壁面を漆喰2mm厚で塗ったが約一年でカビが生えてきた。もちろん、生活スタイルの影響はあるだろうが。

そこで小生が思う『漆喰とは、、、』を表記するなら、、、

この製品は呼吸する下地あっての漆喰です。
下地が呼吸する構造、素材を使い、塗り厚が充分にあることで効果を発揮。そうでなければ漆喰効果は数年で飽和します、と。


とは漆喰を塗る(検討)前に是非、下地にもそれだけのこだわりを持ってほしいものだ。


下地より、愛を込めて。。。
ラベル:漆喰 とは
posted by ïtah at 23:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 独断と偏見でもの申す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月31日

2015初収穫のホワイトセイジで

今年も初ものホワイトセージの収穫、乾燥を終えて巻き上げました。


IMG_0049.jpeg
日当りの良いところで無農薬、無肥料、冬越しさせて元気に育てている。


IMG_0048.JPG

乾燥させても青々と。


IMG_0050.JPG
火の着き、持続も良いみたい。香りは若々しくツンとしている。

posted by ïtah at 11:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 農(Agriculture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

〜黒曜石パーライトを訪ねて 2〜 長野県和田峠産黒曜石

和田峠まであと数キロのところにその工場はあった。

和田峠産黒曜石を加工して建材、土木、園芸、水処理などに有用な製品を開発、製造している芙蓉パーライトさん。小生の急なアポイントにも関わらず社長自ら話に対応してくれたのであった。

今回の訪ねた目的は素材の事を深く知りたいと考えたからである。

現代の左官にとってパーライトといえば骨材として身近な存在だ。軽量モルタルや補修材の中に入っている軽くて丸い粒だ。日常的に扱っている素材が誰がどこでどのように作られているか、そしてどのような可能性を持っているのかを知りたかったのだ。しかし実際に行ってみると骨材だけではない、様々な用途やあっと驚くような可能性を秘めた素材である事も分かった。



話をしてくれたのは社長の河田穂積さん。
どんな質問にも丁寧に答えていただき、ものづくりの精神をしっかり持った方でした。
元々、製品開発部におり経験とアイデアを活かした様々な製品を生み出してきたそうだ。


建材や園芸目的のパーライトの原料は主に真珠岩と黒曜石の二種類がある。どちらも1000度近くの高温で焼成、飴状になり発泡、冷却して出来上がるそうだ。

真珠岩のパーライトはスポンジ構造になり表面と中の隙間が繋がっている。一方、黒曜石のパーライトは独立気泡でいくつかのシャボン玉が集まっているような構造。前者は水を含むが後者は水に入れても中には浸透せずに空間を保ったままになる。

なので真珠岩パーライトは左官材料として使うと、水を抱え込むため練ってからしばらく経つと締まってくる。ところが黒曜石パーライトは水を含まない表面構造なので水を加えても締まるような事はない。練ってすぐに使える状態になり固まってからも変化が無いため亀裂が入りにくいということだ。


IMG_4497.jpg
河田さん自ら現地で手に入れた黒曜石たち。上からスマトラ産、奥尻島産、和田峠産。


IMG_4498.jpg
同じ黒曜石(成分)でも産地、出来方や冷え方で製品の出来が違うそうだ。性質はガラスとよく似ている。


IMG_4500.jpg
透明な部分と黒い部分が混在しているように見える。


IMG_4499.jpg
製品にした時、和田峠産の黒曜石が一番安定しているそうだ。矢じりの素材としても見るからに作りやすそうな印象だ。


IMG_4501.jpg

原石を粉砕(写真上)、セメントの製法と同じロータリーキルンで焼成(約1000度)し、発泡、冷却して完成。パーライトに色が着いているのは原石の種類によるものだそうだ。


そして建材(製品の8割を占める)のほか、大きなパーライトは水はけを良くするための土壌改良材や水質改善、尿処理システム、溶湯酸化防止(鋳造の経験もある小生、わら灰の代わりとは驚いた!)、など様々ある。中でも驚きなのが特殊な表面処理を施したパーライトの油の吸着剤利用である。

水をいっさい含まず(水に浮く)油だけを吸着する性質を持つ製品。海や川の油流出による汚染を見事に解決する製品だ。後々動画もアゲたいと思う。

その他に噛合い接合のデモンストレーションも見せていただいた。軽くて程よく柔らかい性質を利用し造園、緑化にも良い結果をもたらしているそうだ。


実際に製造するところは見る事は出来なかったが、河田さんの経験とアイデアがたくさん詰まった製造工場である事には違いない。最後に仕事への姿勢やこれからの仕事のあり方など様々なお話をしていただき、あっという間に1時間が経ってしまった。



急な訪問に丁寧にお答えしてくれた河田穂積さん、工場の方に、この場を借りて感謝いたします。ありがとうございました!


本社所在地 長野県諏訪郡
続きを読む
posted by ïtah at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 左官の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月23日

〜黒曜石パーライトを訪ねて 1〜 白州の砂、こてえ、さざれ石。

5月のある日、左官に縁のある日帰りの旅。

早朝、八ヶ岳の友人邸に預けていた白州の砂を引き取り。以前、木摺り下地+砂漆喰に使ったものだ。そして以前から気になっていた骨材として利用しているフヨーライト(長野県和田峠産の黒曜石パーライト)の製造工場『芙蓉パーライト』を訪ねた。



午後、諏訪インターを降り下諏訪に向かう途中、こてえ『天香館』!?!? という大きな看板に三度見。。。カフェとも書いてある。なんなんだだだ?


IMG_5347.JPG
看板のまま、鏝絵とカフェである。泥工美術の館、300円。長八に影響を受けた左官 小川善弥さんこと天香さん。展示してあるのは主に柾目の木板(杉、桐?)に鏝絵を組み合わせた板絵だ。絵の題材は仏像や人物などコテコテで滑稽な印象だったが、動物や植物はなぜか繊細に表現されている。





IMG_5345.JPG
かえるときゅうり。色は鮮やかというより濃い〜。葉やカエルの表現はとても興味深い。


IMG_5344.JPG
屋久杉のように穴の空いた部分をうまく活用しているのか、あとから明いたのか、、、味わいがある。


近くには寒天蔵などがあり左官三昧の旅にはふさわしいコースである。茅野、左官の仕事が多い町である。

パーライト工場の待ち合わせ時間まで余裕があったので途中の諏訪大社に寄った。4カ所あるうちの”秋宮”である。以前からいろいろな人に諏訪大社に行った方がいいといわれていた。今日がそのときだった。


IMG_4495.jpg
5月の気持ちのいい季節、不思議な配置の境内を歩く。参拝を済ませ帰りに、、、


IMG_5348.JPG
なんだか巨大な砂利の塊??


IMG_5349.JPG
さざれ石だ。君が代に出てくるアレか!
しかもそれは石灰の塊である。

ん〜〜〜何と、お左官な。。。


そして”秋宮”から数キロ、和田峠のふもとにある『芙蓉パーライト株式会社』の看板が木漏れ日の中、現れるのであった。



IMG_4496.jpg
黒曜石の産出元である和田峠はすぐそこだ。

つづく、、、

posted by ïtah at 00:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 左官の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月19日

力の抜けた火起こし

火起こしについて調べていたら岩城 正夫さんという方の力が抜けた(良い意味ですよ!)素晴らしいキリモミ式の火起こし方法の動画を見つけました。短時間で着火できなければ実践的ではない、とても納得です。


posted by ïtah at 12:58| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生きる智恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イノチの原点回帰、火起こし。

イノチの原点回帰、無事終了しました。
参加者のみなさま、ありがとう〜

音響やTwinflameのライブも楽しんでもらえたのですが、やっぱり、、、最初の火起こし。

結局自分で用意した道具では火を起こせませんでした。
林業をしている友人に話したところ、その方法はフィールドではやってはいけない方法だと知った。慣れない人は体力は消耗し、手のひらは皮が剥け最悪、雑菌が入り化膿してしまうかもしれない、と。

前回一度だけ成功させたのと、なぜだか火起こしと言ったら『キリモミ式』、という先入観に何の疑問も抱かず。。。道具の精度の悪さも明らかで無駄に体力も消耗した。

二日たった今も小生の腕は程よく筋肉痛、手のひらは皮が剥けそうになり赤くなっている。。。

しかしキリモミ式でも確実に火を点けられるようになりたい。


いま思えば、こだわっていたのはもうひとつ理由があった。
自然(森や山、海など)にあるものだけで火を起こすこと。。。
実はそれはとても大変な事だと実感した。

レンズや火打石、を使うなど方法はありますが、実際に森や山にある物だけで火を起こす、これができたらかなり男前だと思う!

*実際、小生は焚き火用に鉈を常備しているので鉈だけは持っている事前提ですが。


イベントではみんなの暖かい気持ちがあったので、火起こしの大変さを知ってもらえた、という事で受け止めてもらえたが、今回の失敗を活かさなければ!!という気持ちが溢れてきた。イノチの原点回帰 vol.1に参加してくれたみなさんにはいつかその結果を実践報告したいと思います。

こんな気付きを与えてくれた『イノチの原点回帰』に改めて感謝します。


posted by ïtah at 12:05| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | festival & Party(祭、パーティー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月10日

イノチの原点回帰

来る17日、ピラミッドセンターにて『イノチの原点回帰』を開催、音響サポートとライブ、DJで出演します。


火起こしセレモニーも担当するのですが紫陽花と杉、果たして火は起こるのかああア????





Yuka*&Meg*presents


イノチの原点回帰

@ピラミッドメディテーションセンター


太古のむかし

わたしたちは

宇宙や地球の自然と共存共鳴し

イノチありのままに

共に集い、

暮らし、

ウタイ、

踊っていた。


その暮らしの中心には

「火」   があった。


ピラミッドセンターを

とりまく自然たちは

わたしたちのイノチの

原風景そのもの。


誰もがなつかしさを

感じるこの場で

様々な形の「火」と共に

集い、和を成す。


太古のむかし

人々は「火」と

どのように向き合って

きたのだろう。

ほんとうの太古の体験は

できないが

想像力を使い

体感することで

これからの

「生きる」

が見えてくるかもしれない。


2015.5.17 (sun)


Open 12:30

Start  13:00    Close 20:00


参加費 \3.000(当日払い)

            中学生以下無料


Vision yoga  worlD

Live  hiro

DJ   ïtah

音響 ON the AIR

Candol  アトリエちぃちぃ

焚き火 ïtah

Fireworks  Meg* 

Dram circle  GEE .Koichi

Food  AO&Mother Earth

Drink 酵素シスターズ


*今回は火にフォーカスし

出演者、出店者には

火、原点回帰をテーマに

表現をして頂く予定です♫


*出演者詳細、

他出展者情報は順次投稿欄に

アップしていきます。


Timetable


13:00

オープニング

ファイヤーセレモニー 


13:30

Vision yoga   worlD

yogaDjそして生の打楽器で織りなすワーク。五感で参加し世界に二つとないもの(Live)を共につくる


15:0016:00

Live  Hiro&ïtah


16:3017:00 

Ryota


17:00

Candle art time ちぃちぃ

キャンドル作家ちぃちぃ

ディレクションのキャンドルアートナイト。無数のキャンドルが織りなす炎の世界を体感しながら

夕食タイム(食事代別途)


18:30

Fireworks&Dance&Drum

 Meg*  GEE  Koichi  Atumi

ピラミッドオーナーあつみさんの

火にまつわるお話

Meg*によるイノチの「火」を目覚めさせる「火」を囲んでの原始のダンス&GEEによるドラムサークル。


20:00 Close



〜参加申込&問合せ〜

FBページの参加ボタン

もしくは、以下メールアドレス

まで、お名前、人数、電話番号

と共にお申し込み下さい。

lagumoon@me.com   

(Yuka)


ピラミッドメディテーションセンターへのアクセス

http://asumikmi.blog9.fc2.com/blog-entry-1.html?sp


駐車場有り




posted by ïtah at 08:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | festival & Party(祭、パーティー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。